森のZEH⑤「ダマそう?エコキュート」

皆さんこんにちは 森です。 急激に寒くなりましたね。

今回は太陽光パネルを備えた家だからできるちょっとした省エネのお話です。

 2022年3月、建て替えへ重い腰を上げた頃、世界情勢はロシアがウクライナに侵攻し始めたばかり。 電気・ガスといった一次エネルギーの高騰で大騒ぎでしたね。 そんな為、元々建て替えるなら太陽光パネルを付けようと決めていたが、こんな騒ぎのため、やむなくオール電化を選択の意思が強くなっていました。 かつて高槻でガス〇ーポンのタヌキ「えねまる」の着ぐるみを着て大暴れしていた経歴(電気工事士になる直前の話)を持ち、長年慣れ親しんだガスを捨てるのは惜しかったのですがね。

えねまる©DAIGAS

 さて本題、オール電化といえば深夜電力を利用して湯を沸かすって言うのもすっかり定着しましたが、東日本大震災までの賑わいの頃とは違い、深夜電力の電力量料金単価(関西電力「はぴeタイムR」)が15.37円と一番安かった20年前に比べて約2.3倍も高くなっていました。昼間の電力量単価は変わりないようです。 それでも従量電灯Aより夜安く昼高い。 東京電力のオール電化(家庭)向けプランは昼35.96円、夜間28.06円と高く、近年では深夜電力の新規契約を停止やプランそのものを廃止する電力会社が出だしています。 太陽光発電・蓄電池が普及しているとはいえ、所得の低い戸建て世帯では導入か現状で節約かを引き続き悩むことになるでしょう。 かつての私がそうでした。

 太陽光発電の余剰買電が終息に向かっている中、昼間の発電量がどうにも勿体ない。 せめてこの勿体ない時間に湯沸かしできればと取説を読み返すも、午後1時~午後5時までの湯沸かしができなくなっている。 別の電力会社の設定にするのか?と悩んでいたこところ、工務店の営業の方が「電気温水器の時刻を12時間ずらせばいい」と。 なにか高等なテクではないかと思い悩んで正解は非常に単純なもの。 この手段は結構広まっているようで、調べなかった自分に「おバカ!」と叱っておきました。

データグラフのイメージ

 早速始めてみようと思ったものの、突如寒くなり床暖房を発動。 変えても意味なくなってしまった・・・かな、しばらく様子を見ようっと。