第2種電気工事士学科試験問題シリーズ(9)
こんにちは!タンです。
今日は令和5年度上期一般問題を続けます。
問題21:
解答:
太陽光の回路に逆接続可能型漏電遮断器を取り付けなければならない。
解答
二 です。
問題22:
解答:
使用電圧は300V以下の低圧電路において施す接地工事はD種です、接地線は絶縁電線で、サイズは直径1.6mm(5.5m㎡)以上、と接地抵抗値が100Ω以下。
イ.
直径1.6mm、10Ω:正解
ロ.
直径2.0mm、50Ω:正解
ハ.
面積0.75m㎡、誤り
二.
直径2.6mm、75Ω:正解
解答
ハ です。
一言:各種接地工事表
接地工事の種類 | 接地抵抗値 | 接地線サイズ | 接地場所 | |
A種 | 10Ω以下 | 引張強さ1.04kN、 直径2.6mm以上 | ・高圧・特高圧の機器外箱、 鉄台 ・避雷器 ・特別高圧計器用変成器の 二次側電路 | |
B種 ・遮断器作動時間 ・Igとは変圧器の高圧側の 一線地絡電流です | 時間 | 接地抵抗 | 引張強さ2.46kN、直径4mm以上 (高圧電路又は15kV以下電路と変圧器で結合場合は引張強さ1.04kN、直径2.6mm以上) | ・変圧器の低圧側一端子 (低圧側使用電圧が300Vを超える場合は、低圧側中性点) ・変圧器の混触防止板 |
1秒以下 | 150/Ig | |||
1秒を超え2秒以下 | 300/Ig | |||
上記の以外 | 600/Ig | |||
C種 | 10Ω(電路に地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する場合は、500Ω以下) | 引張強さ0.39kN以上、 直径1.6mm以上 | 300(V)を超える低圧用機器の外箱 | |
D種 | 100Ω(電路に地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する場合は、500Ω以下) | 引張強さ0.39kN以上、 直径1.6mm以上 | 300(V)以下低圧用機器の外箱 高圧用計器用変成器の二次側電路 |
問題23:
解答:
TSカップリングはビニル管相互を接続するので、金属管では使えません。
解答
二 です。
問題24:
イ.
アナログ式は抵抗測定時に電源が必要ので、電池が要ります。よって、誤り。
ロ.
抵抗測定床の絶縁抵抗値=(メガ)ー(内部抵抗値)です。よって、誤り。
ハ.
正しい。
二.
抵抗を測定する場合の電路系の端子における出力電圧は、直流電圧です。よって、誤り。
解答
ハ です。
問題25:
絶縁抵抗基準
使用電圧 | 絶縁抵抗値 | |
300V以下 | 対地電圧150V以下 | 0.1MΩ以上 |
上記の以外 | 0.2MΩ以上 | |
300V超える | 0.4MΩ以上 |
ロに使用電圧200Vですが、絶縁抵抗は0.18MΩ、基準より小さいので、誤り。
解答
ロ です。
一言:イの“200Vの空調回路”は線―線の電圧ですので、対地電圧ではありません。
では、今日の令和5年度上期一般問題(9)を終わらせていただきます。
ありがとうございました。