インバータ回路の原理の基礎
皆さん、こんにちは。Mr.アンドロイドです。
今回、インバータ回路の原理の基礎を解説させていただきます。
インバータは、直流電源から交流に変換する役割を果たします。太陽光発電、燃料電池発電、EV車、非常用電源など、さまざまな用途で広く使用されています。
直流
インバータ
交流
実際の回路はもっと複雑ですが、簡略化すると、フルブリッジインバータ回路の主な構成は以下の図のようになります。
スイッチのオンとオフの順序によって、以下の図のように負荷に流れる電流向きを変更できる。
モードI (S1&S4:ON, S2&S3:OFF)
モードII (S1&S4:OFF, S2&S3:ON)
パルス幅変調(PWM)の技術が使用すれば、デューティ比を変化させることで電圧を可変できる。また、出力波形の1周期に割り当てるスイッチングの回数を変化させれば出力周波数の可変もできる。このように、以下の図のように出力の平均電圧を正弦波に近づけるように制御できます。
非常に簡略化していますが、今回の説明はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!