第2種電気工事士学科試験問題シリーズ(10)

皆さん、こんにちは!タンです。

今日は令和5年度上期一般問題を続けます。

問題26:

電気設備の技術基準の解釈による低圧電路接地種類又は絶縁抵抗について:
100Vの低圧電路の接地種類はD種で、絶縁抵抗0.1MΩ以上。
地絡が生じたとき0.1秒で自動的に遮断する接地抵抗は500Ω以下。
イの接地抵抗値(600Ω)基準(500Ω)より大きいので、誤り。

解答

です。

問題27:

電圧計は負荷と並列、電流計が直列電力計電流計直列電圧計並列に接続します。
電圧計は電圧と電流の瞬間値の積です。
二の回路には、電流計が負荷に直列、電圧計が並列接続して、電力計が電流計に直列、電圧計に並列と接続するので、正解です。

解答

です。

一言:電力計と電力量計の違うのは、前者は瞬間値(1秒)を測定して、単位はW,kWの一方で、後者はある時間内に測、単位はWh、kWhです。

問題28:

第二種電気工事士資格がある場合、一般電気工作物の電気工事だけできます、自家用電気工作物の電気工事出来ません。
ですが、管を設置する作業は電気工事ではないですので、作業できます。
二の答えに“電線相互接続”が電気工事ですので、第二種電気工事士であっても作業できません。

解答:

です。

問題29:

一般用電気工作物等に使用する配線器具、電気機械器具、電線などの電気用品は、電気用品安全法に適合するものを使用しなければならない。
ひし形のPSE(<PSE>)は特定電気用品で、危険又は障害発生する恐れが多い電気用品です。
(表示スペースが足りなければ、<PS>E表示でもよい。)
まる型のPSEは特定電気用品以外です。
ハの答え:<PS>Eの記号は特定電気用品以外ですので、誤り。

解答:

です。

一言:PSEとは「Product Safety Electrical Appliance and Materials(電気用品安全法)」を略したものです。電気製品の製造や販売などを規制し、その安全確保を定める日本の法律が電気用品安全法であり、法の基準に適合していればPSE認証(PSEマーク)を表示する事ができます。

問題30:

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電路の必要な個所には、過電流による加熱焼損から電線及び電気機械器具を保護し、かつ、火災の発生を防止できるよう、過電流遮断機を施設しなければならない。
また、電路には、地絡が生じた場合に、電線著しくは電気機械器具を損傷、感電又は火災の恐れがないよう地絡遮断機の施設その他の適切な措置を講じなければならない。ただし、電気機械器具を乾燥した場所に施設する党地絡による危険の恐れがない場所は、この限りでない。

解答:

です。

答えはイです。

では、今日の令和5年度上期一般問題(10)を終わらせていただきます。
ありがとうございました。