分圧回路
皆さん、こんにちは。Mr.アンドロイドです。今回は、分圧回路を解説します。
分圧回路は、二つの抵抗器を直列に接続して電圧を分割する回路です。それぞれの抵抗にかかる電圧は、抵抗値の比率によって決まります。具体的には、下の図のように構成されます。
オームの法則を使用すると、入力電圧Vinと電流Iは以下のようになります。
\[ Vin=I∙(R1+R2) \]
\[ I= \frac{Vin}{R1+R2} \]
R1とR2 が直列に接続されているため、R1に流れる電流値は R2に流れる電流値と同じです。したがって、出力電圧Voutは以下のようになります。
\[ Vout=I∙R2 \]
\[ Vout= \frac{R2}{R1+R2}∙Vin \]
抵抗値が変更されると、Voutも変化するため、センサーの測定やラジオ音量調整の可変抵抗器(ポテンショメータ)など、幅広い電気分野での用途に使用されています。
今回の説明はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!